世界は今日も美しい

政治と野球のことは書きません。

シナプス

実生活には活かされないのでまったく自慢にはならないけど

意識的に忘れようとしない限り

エピソード記憶は人よりしっかりしている方だと自覚してました

 

昨日の日記とも繋がる話なんですけど

27歳の秋口、私は家にある古いプリクラを眺めてたんです

「ああ懐かしいな

そういえば高校入って最初に撮った写真だ

2010年って落書きしてある、もう10年前か

……あれ?」

 

記憶を手繰り寄せて見ると

「高校1年の時に起きた」と記憶している印象的なイベントが半分以上

本当は1年後の出来事だったんです

その期間内に起きたことは全部(恐らく)正しい時系列で覚えてるのに

 

自分の記憶の中の時間感覚が丸一年分なかったことになってたんです

記憶の誤差なんてどうでもいいけど

なまじどうでもいいことを覚えておくことには自信があっただけにショックだなあ

道理で違和感を覚えることがいくつかあったんだ

 

ただまるっと記憶ごとなくなってるならまだわかるんですけど

不思議なことに(記憶の中の)当時の日々はまあまあに刺激的で

起きた出来事は味や匂いまで鮮明に覚えているのに

日付欄だけがぼやけて間違ってるの

 

シナプスが日付だけを捨て去っている

記憶の答え合わせをせねば

 

でもよくよく考えてみたら

昔から数字や年号を覚えるのは苦手だからこんなもんか

 

記憶は記録しておかなければ消えてしまう

改めてそう思いました