青春コンプレックス
みなさまは10代の頃
何色の毎日を過ごしていましたか
わたしは5色のボタンと、判定の紫しか見えない日々を過ごしていました
ホームと呼べるゲーセンがなくなってからは顕著で
コンビニとゲーセンの店員くらいしか若い男性と会話しない毎日だったので
性愛や青春に対しての屈折した感情が
日々、ただただ渦巻いていました
置いてきた「若い日々」に捉われないように心がけていますが
当時は若いカップルとかを街中で見たり
本やテレビで恋愛描写があったり
場合によっては同じ場面で男女が会話しているのを見るだけで
すべてを壊したくなる程の嫉妬心が沸き立ちました
あとは上記をテーマにした創作物も感情が先立って触れられないので
読める本や見聞きできるコンテンツの偏りが著しかったです
というより、一般的な少年/少女漫画や現代を舞台にした小説はほぼ全滅です
そして三十路が見えてきてなお
未だにその怒りとメンタリティの片鱗が脳の傍に残されています
どうすれば穏やかな心でいられるのでしょう