世界は今日も美しい

政治と野球のことは書きません。

一時杞憂戦

おそ松さん17話見ましたか?

前話同様に

存分にギャグを散りばめつつも

最後は伏線を回収しきった

芋煮がしたくなるいい話でした

 

なにより松野おそ松くんが

鼻水垂らしながら芋煮かき混ぜて

弟たちと頬張る姿が最高でした

 

これまで松野おそ松くんが

(実質ほぼ)初登場の

第二話「おそ松の憂鬱」から始まり

パッと思い浮かぶだけでも

「自立しよう」然り

「イヤミの大発見」然り

「一松事変」然り

必ずしもオチ要員でない回であっても

『大オチへ持っていく狂言回し』

という役割を担うことが多かったように思えます

 

エスパーニャンコ、恋する十四松、帰り道等

シリアス寄り(?)な回でも

クライマックスへ持っていくための

重要な話の転換点を作っている印象も手伝い

狂言回し」感が一層感じられます

 

時にツッコミ

時に軽口を叩き

時には純粋な困惑のリアクションで

物語を動かし

流石タイトルロールの面目躍如といったところです

 

カラ松くんも

ピザ回等似たような役割を担うことが多いけど

「カラ松事変」始めオチ要員としての印象が

どうしても強い

 

今回、というより3期2クール目で印象的なのが

その大オチを作る狂言回しの役割を

シャケウメが担うことです

しかも自然な流れでオチへと持っていく

 

シャケウメが「赤塚の世界」

そして「人間社会」に溶け込めたのが

伝わってくる一方で

 

3期スタート時に危惧されつつ

12話で一旦は杞憂となった

「AIが六つ子に成り代わる」という構図に

少し近づいたような気がしました

 

それにしても

人間をおちょくることを覚えたシャケウメ

荒削りながら本当に面白いしかわいい

 

でも満面の笑顔で芋煮を頬張る

松野おそ松くんは

もっともっとかわいい