世界は今日も美しい

政治と野球のことは書きません。

自分を知ること

たまには真面目な話をしましょう

 

社会に向けて準備を進める皆さまも

現在社会生活を営む皆さまも

どちらでもない皆様も

自己分析を命じられて詰んだこと、ありませんか?

あの手の自己分析、人によってはただつらいですよね

 

数年前、就活生だったんですけど

やりたいことも特になく

履歴書に書ける資格は漢検5級と身分証代わりに取ったAT免許のみ

「学生時代力を入れたこと」はギターフリークス

人と比べて「自分の強み」を探せと言われても

当時ポップンミュージックが全人類平均より上手かったことしか真面目に思いつかず

とはいえ全国の第一線で戦えるレベルからはどれも遥か遠く

どうあがいても無職一直線で結局就職先も見つからず毎日泣いていました

 

やりたいこともできそうなことも何もないなんて

自分には生きる価値がないのかもしれない

だなんて当時はひたすら追い詰められてました

 

とはいえ生きていく以外の現実的な選択肢もないので

時流の流れと他人の優しさに助けられてそれなりに生きていますが

自己分析なんてクソ、透明人間になりたいと思っていました

 

そんな中で

その後、おそ松さんという作品に宗教の如くはまったり

草彅剛のYoutubeを見たりしたのを機に

「推しに何を求めるのか」

「推しが何をしていたら幸せか」

ということを改めて真剣に考えたんですよ

 

そしたらね

やがてその問いは

「私は推しのどこに惹かれるのか」

「なぜ推しに惹かれるのか」

という自問自答へと変わっていき

自分の価値や感情だとかがあらわになっていくんです

 

そして推しは推せるから推しとして成立するため

推しの好きなところから自分をみれば

必然的に負のループに入りづらい

 

推しを通して自分を知ることは何よりも楽しくて

世界の中で自分の不透明度を上げることへの抵抗が少し減り

日々を過ごす中での幸福度が如実に上がりました

 

単に自分を知る方法にも向き不向きがあって

やり方次第では自分が幸せに過ごせるようになるのかもしれない

 

型にはまった自己分析でドツボにハマってる人は

とりあえず自分の好きなものを好きなままに推して

ついでに美味いモン食ってよく寝ていれば

もしかしたらなんかいい方向に進むかもしれません

 

以上