渾身の一口
そろそろバレンタインの足音が近づいてくる季節ですね
学生時代には
前も書いたように
時間とコンプレックスを持て余した果て
あげるような相手もいないのに
毎年(数少ない)友人を家に呼んでは
お菓子はおろかまともな料理すら
年一回その時しかしないというのに
色々なものを作ったものです
型に流したチョコレートに
適当にアラザンだのカラースプレーなど
散らしただけのものを
後生大事にラッピングしてみたり
家庭科部の子直伝レシピで
苺タルトを作ってみたら
ほとんどその日のうちにみんなで食べて
なくなっちゃったり
ある時は音ゲーネタ盛り沢山で
クッキーなんて焼いてみたり
でも一番よく作ったのは
親友と二人
家にあるレシピを覚える程に作った
ガトーショコラ
1番多い年には150人分を
一晩で焼き上げたりもしたものです
その時はオーブンも13時間フル稼働
でも大人になってからは
もっぱら美味しい奴を吟味して
自分で買うようになりました
あの頃の親友もいない今
同じものを作ったとてなんか違うしね