去る者に抱くもの
今日は感情の解像度を上げてみよう。
引越し・進学・ドロップアウトその他人生の節目節目に人間関係のリセットをかけようとしてしまうし
何年もそうやって生きてると
元々の人間性に難があるのと連絡不精なのも相まって、友達が少ないんだなあ
去っていった者/去りゆく者に対して抱く感情は様々だけど
大別すると以下の4つのどれかに当てはまる気がする
(※明確に私が何かやらかしてる場合は除く)
「二度と思い出させないで」
「たまには思い出してくれたら嬉しいな」
「どうか忘れてください」
「忘れるだなんて許さない」
ひとつめのはわかりやすい。
純度の高い憎悪。
愛の反対は無関心ってよく言ったもんだ。
力も能力も足りない私には、相手を忘れてやることくらいしか憎悪を昇華させる手段がない。
ふたつめのもまあわかりやすい。
まぎれもない郷愁。
いつしか行方を辿れなくなったかつての友人は今どうしているだろう。
何年連絡が途絶えていたとしても
なんとなく「今でも嫌わないでいてくれるかもしれない」「会ったらそれなりに話が弾むだろう」って根拠のない自信があるから
いつか会いたいなって思えるのよ。
みっつめは卑屈な憧れ。
排水溝に差す太陽光みたいな
閉塞感から引きずり出してくれたような存在
学生時代、ちょっとした悪意から度々庇ってくれた同級生とか
5年間男子生徒と会話したことなかった中初めて話しかけてくれた男子生徒とか
ゲーセンでヤンキーに絡まれてるところを割って入ってくれたギャルの子とか
キラキラしてるからこそ、私のことなんか忘れて光差す道を歩いて欲しいな
なんか名前がないのかな
(Lemonじゃん!ってなったけどあれはたぶんそういう曲じゃない)
よっつめはなんだろう。
好かれてても嫌われててもいいから
ただ記憶に残っていて欲しい。
せめて覚えておいてやるから忘れてなんかやらない
忘れられるだなんて悲しい、許せない。
所詮人生の雑音だってことに気付きたくない。
あなたの人生にとってのモブにだけはなりたくない。
名前を知ってたら誰か教えてください。