すもも

果物は高い

本当に高い

気づいたら実家帰ったときしかなかなか手が出ないものになってましたが

今日近所のスーパーを練り歩いていたら

真っ赤に艶めくすももが並んでいたので

つい買ってしまいました

どんな味だかは覚えていないけれど

鼻先に近づけると

すっきりとした桃のような香りがしました

まあ多分美味しいでしょう

まだ食べごろというには少し早そうなので

もう少し熟すまで待ってみようと調べてみたら

常温で置いておくと熟して甘くなるとのこと

食べごろを迎えるまでは

ちゃぶ台の端に鎮座させています

梶井基次郎は

鮮やかな黄色を見せつける檸檬を

画集の上に置いて爆弾に見立てていましたが

生活感の漂うちゃぶ台の

上に置かれたすももは

時限爆弾とまではいかなくても

手持ち花火程度には

鮮やかな爆発力を秘めているように思えます

甘い香りが部屋に漂う頃

どうやって食べようかな