世界は今日も美しい

政治と野球のことは書きません。

ハロウィン

ハロウィンの正確な日付を知らない程度には

日陰の者として過ごしていますが

その昔、子供の頃は

ハロウィンらしき行事があったような記憶があります

 

なんか仮装して登校して

 

脳味噌に見立てたブロッコリー

内臓に見立てた人肌のところてんなどを使った

箱の中身はなんだろな等

おどろおどろしいパーティーゲームをしたり

 

図工の時間に

色紙や綿などを使って

蝙蝠や飾り物を作ったり

 

夜になると手作りの提灯を持って家々や商店街を回って

かごめかごめみたいな歌を歌うと

住民がお菓子をくれるなんてことがありました

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ところでこれは

周囲に言っても反応が芳しくないので

私がみたハロウィンの幻覚なのかもしれませんが

ハロウィン特有のイベントとして

リンゴの浮かんだ水槽から口だけでリンゴを釣り上げるっていう遊びがあったような気がします

後ろ手に縛られて水槽に顔ごとダイブする様子はさながら水責めのようでした

友人知人に話したら初めて触れる部族の風習を見る目をされたので

おそらく全国区のイベントではないでしょう

 

後ろ手に縛られて水槽に向かい

前髪から水滴を滴らせながら林檎に向かってはしゃぐ少年たちと

白雪姫のような小さな歯形のついた林檎は

なんだか見てはいけない淫靡なものを見てしまったような

そんな気がしました

 

今でもかじりかけのリンゴというモチーフには

ほんのりと懐かしさとエロスとを感じます

 

何がいけない扉を開くのかってわからないですね