もう若くないんだよ、推しが
物心ついた頃から、推しが自分より歳を重ねがちなオタクなんですけど
最近、推しに流れる時について思いを馳せることが増えたんです
いや、いくら歳を重ねようが昔の写真を暴かれようが
推しは推しであることには変わらないし
時が魅力を引き立てることはあれど、劣化だなんてしようがないんですよ
でもね
推し自身の時の流れ以上に
推しのファン層の加齢の方が
結果的に推し自身が「生きている」残り時間が減ってることを実感して
心にくるのよね
若い頃モナ王とかファンタとかのCMしてた子たちが
いつの間にか育毛シャンプーだとかアンチエイジング化粧品とかのCMに出てたりして
今日も推しの一人が介護おむつの宣伝をしてた
そうやって「若者にはまず無縁の商品」の宣伝をしてくるところから
ファンの加齢と、時の流れを感じちゃうのよ
物心ついた頃から好きなKinKi Kidsは
現実の私より一回り以上歳上で
他の存命の推しだって大なり小なり歳は離れてる
わたしが老いるよりも先に今を生きてる彼らは老齢を迎える
(寿命まで生きるかはさておき)
寿命だってきっと彼らの方が先に来る
松野おそ松くんをはじめとする実在しない推しの皆さんは歳を重ねないけれど
(考えたくはないけど)作品が終了すればコンテンツとしての寿命も少しずつ近づいていく
どちらにせよいつか推せなくなる日が来ると思うとつらいなあ
推しに流れる時を切り取りたい
永遠に生きて欲しい
頼むよ